初心者によりそってお答えします。
動画編集歴は現時点で2ヵ月ちょいですが、少しずつ分かってきたこと、見えてきたことをアウトプットしておこうと思います。
こんな方におすすめ
- 動画編集の仕事内容が知りたい。
- 動画編集の仕事の受注方法が知りたい。
- 動画編集の必要なスキルが知りたい。
- 動画編集を本業にしているひとの話を聞きたい。
個人的には、ブログ、YouTubeに次いで動画編集は熱い分野かなと思っています。
ですが、注意事項もありますので、ぜひ最後までお付き合いください。<(__)>
目次
動画編集ってどんな仕事?
そのまんまです。動画を編集することです。
使用ソフトはAdobe製品を使っていけば問題なし。
最近ではYouTube関係が増えていますね。
基本的には、クラウドソーシングサービスやSNSで仕事の募集を確認して、応募するという形が多いです。
↓どんな仕事があるのか見てみてください。↓
企業案件を取りたいのであれば、オフライン営業も視野に。
これだけインターネットが普及した現代でも、顔を合わせたことのある人としか仕事はしない(信用しない)という方はまだまだ多いです。
私はオンライン営業の経験しかありませんが、高単価の仕事程、オフライン率は高いかと。
動画編集の仕事のジャンルは
大きく分けると下記の5種。
下に行くほど難しいです。
- YouTube動画の編集代行。
- ウェディング系。
- Web向け動画広告。
- PV (プロモーションビデオ)
- MV (ミュージックビデオ)
- テレビコマーシャル
映画関係などもありますが、基本的に映画関係はフリーランスを雇っていません。
将来、映画系がやりたいなら映像制作会社に所属するのがいいです。
それぞれ説明していきます。
YouTube動画の編集代行
YouTubeに投稿されている動画の編集作業です。
サムネイル作成や、アップロードを代行する場合もあります。
今もっとも案件数の多いジャンルです。
ウェディング系
結婚式で流れる「二人の馴れ初め・・・」的なやつです。
基本的なエフェクトを理解していれば制作できるので、おすすめなジャンル。
そもそもの案件数は少なめで、今後も減少傾向。
かんたんな割には、単価が高め?な気がします。
Web向け広告動画
YouTube再生時に流れるCMや、SNSなどで流れてくるCMの制作です。
積極的に狙っていきたいジャンル。
単価は幅広い。
PV プロモーションビデオ
商品やサービスを紹介して広めていくことが目的の動画です。
企業ホームページに流れる動画もここに入るかと。
MV ミュージックビデオ
そのまんまです。ミュージックビデオです。
単価は高め。噂では時給換算すると5万円超えるとか・・・(^^;)ホントか?
TVCM テレビコマーシャル
説明不要ですね。
そうそう取れる仕事ではありませんので、最初は気にする必要はないかと。
穴場案件
企業内マニュアル動画の作成というのもあります。
書類形式のマニュアルを、動画化したいという需要は今後ふえていくかと思います。
特に製造業なんかだと、「作業を直接見て覚える」から「動画を見せて理解させる」にシフトできれば、教育コストは大幅に削減できます。
私は製造業出身でして、日本の製造業の中身はある程度理解しています。
マニュアルの動画化はオフライン営業もしやすそう。
動画編集はひとくくりにできないほど、様々なジャンルがあります。
なので自身の得意分野はしっかり把握していきたいですね。
動画編集の仕事の受注のしかた
動画編集の受注方法は、4つ。
- クラウドソーシングサービス
- SNS(Twitterがおすすめ)
- 映像制作会社にオフライン営業
- 映像制作会社に就職
説明していきます。
1、クラウドソーシングサービス
ソーシングと聞くとあまりいいイメージがわかないかもしれませんね。
クライアント(個人・法人)と動画編集者をつなげてくれる便利なサービスです。
オンライン上で完結できることがほとんどなので、非常に助かります。
最初の実績はクラウドソーシングサービスで積むことが多いでしょう。
クラウドソーシングサービスは単価は低めなので、ジリ貧注意です。
未経験からの実績稼ぎにはおすすめ。
「動画編集」や「映像」で検索してみてください。
2、SNS
Twitterがおすすめ。倍率は厳しめ。
「動画編集 募集」で検索するとヒットします。
毎日チェックして、募集があればDMで営業文を送ります。
公開できる実績や、ポートフォリオの添付は必須ですよ。
3、映像制作会社にオフライン営業
YouTuberの所属事務所や、映像制作を請け負っている企業に直接営業していく方法。
ビジネスマナー、営業力、提案力、分析力が試される!(; ・`д・´)
ある程度、実績がたまったらチャレンジしたいところですね。
私は、動画編集の分野でオフライン営業経験がないので、割愛。
4、映像制作会社に就職
実は以外に多いパターン。
就職するために、クラウドソーシングサービスで修行する方も多い。
会社によっては半リモートワークだったりで、個人的には悪くない選択かと思います。
その会社でしか取れない仕事に関われたら最高ですよね(*´▽`*)
動画編集の収入の目安
夢を壊すようなことはしたくないのですが、動画編集を目指す半数以上が半年くらいでいなくなります・・・。
副業にしろ、本業にしろ、営業面でつまづく方が多いんですよね( 一一)
月に数万~数十万円が目安かと。あくまで平均です。
YouTubeの動画編集なら
ある程度、編集作業に慣れてきたら、単価5000円以上を狙っていきましょう。
1本、2~3時間で編集できるようになれば、時間単価は2000円を超えてくるので食べていけるかどうかの生命線だと思います。
動画編集に必要なスキル
自分でビジネスをしていく前提で説明します。主にYouTubeとWeb広告。
- 動画編集スキル
- 営業スキル
- マーケティングスキル
- 動画・映像を愛せる人であること
説明していきます。
1、動画編集スキル
編集ソフトの熟練度ですね。
YouTubeなら、
- カット
- テロップ
- 音量調節
- BGM・SEの挿入
- 色調調整
- かんたんなアニメーション
- 基礎的なエフェクトの理解
これだけで編集可能です。
「このぐらいなら2時間で終わらせてよ」と言われたときはビビりましたね・・・6時間くらいかかりましたよ(^^;)
2、営業スキル
ビジネスマナーは当たり前ですね。
他にも、
- 提案力
- 分析力
このあたりは必須ですね。
特に提案力は重要で、YouTuberの多くは個人です。
編集指示書や、チーム化に必須なマニュアルをテンプレ化できれば発注者にとってもメリットがありますよね。
いかに簡素に目的を達成できるか?を考えながら行動していけば、クライアントからも信頼されます。
大丈夫。最初からなんでもできるひとはいません。
少しづつ実験しながら実績を作っていきましょう。
仮説力も高まります。
3マーケティングスキル
YouTubeでいうと、
- アドセンス狙いか
- バックエンドへの訴求なのか
- どういったサムネイルが視聴されやすいか
- 視聴維持率をあげるにはどうすればいいか
ですね。
どれも、「再生数を増やしてファンを増やす」というプロセスは変わりませんが、バックエンドへの訴求が目的の場合、視聴者が動画を見終わったあとの行動が違います。
アフィリエイトにつなげたり、クライアントの商品やサービスへの訴求などです。
4、動画・映像を愛せる人であること
ここまで能力について話してきましたが、ここが最も重要なポイントでしょう。
「好きこそものの上手なれ」愛してるひとにはかないません。
だからこそ内容と金額で葛藤するときもありますがね(^^;)
動画編集のメリット・デメリット
私の主観もりだくさんでお届けします。
私と考えが似ているなら、やってみるといいと思います。
動画編集のメリット
- ほとんどオンラインで完結。
- 未経験からでも始められる入り口の広さ。
- ロマンを感じる。
- 動画編集の仕事はまだまだ増えそう。
ですかね。
1、ほとんどオンラインで完結
場所を選べるというのは、今後の働き方において最強ですよね。
特に私は引きこもり体質なので、地球上どこにいてもたいして関係ありません。
安く生活できればなおさら良し。
2、未経験からでも始められる入り口の広さ
若い人や、何かしらの成果を認められてきた方ならここは疑問に思うかもしれませんね。
私は6年ほど無職していた期間があるので、いわゆるまともな就職先がなかったというのも事実です。
動画編集は勉強を始めたばかりの初心者向けの仕事も多いので、そこでしっかり実績を作っていけばステップアップは可能です。
早いひとだと、勉強開始から一週間くらい勉強して案件を取ってしまうとか・・・(; ・`д・´)スゲー
3、ロマンを感じる
なんといってもここですよね・・・(´ー`)
20年前だったら最先端技術だった3DCGでさえ自分で作り出すことができる・・・。
控えめに言って幸せです。
将来は自主製作映画なんか出しちゃったりして(*´з`)
※私はSF映画好きです(*´▽`*)
4、動画編集の仕事はまだまだ増えそう
2020年4月現在では、コロナウィルスの影響で広告費が大幅に削られていますが、市場バランスとしては動画市場に広告費は流れています。
需要が増える場所では初心者ほど戦いやすかったりするので、チャンスです。
カネカネしていると嫌われますが、私は気にしていません。
社会貢献はお金が余ってから考えます。
曲がったことは大嫌いですし、困ってるひとを見かけたら助けてしまいます。
結構、損な性格なんですよー。( 一3一)
現代はお金で解決できることが多いですから、まずは自分の身の回りから幸福度を上げていくが吉。
動画編集のデメリット
- それなりにハイスペックなパソコンが必要。
- 有料の編集ソフトが必要。
- 通信速度が遅いとつらい。
- データの管理がめんどう。
説明していきます。
1、それなりにハイスペックなパソコンが必要
価格は、最低でも15万円~。
YouTubeの動画編集ならこのくらいでもいけますが、アニメーションや3DCGもイジるならもっとですね。
こちらの記事で詳しく解説してます。 ↓
【超初心者向け】動画編集に必要なパソコンのスペックと注意点。
2、有料の編集ソフトが必要
動画編集の道で食べていく決意があるならAdobe製品は必要経費です。
サブスク契約なので、通年お金がかかります。
もしくは、Final Cut Pro。
こちらは買い切りなので、入門用にはいいかもしれませんね。
こちらの記事で詳しく解説してます。 ↓
社会人向け【Adobe Creative Cloud】手間なく安く買う方法。
それが参入障壁になってる?と言われる方もいますが、30万円で挑戦できるってかなり安いと思いますがね(>_<)
アラサーの感覚では、30万円で起業なんて考えられないことだったんですよ(; ・`д・´)
他にも、有料の素材や、有料のプラグインなんかも使うので、費用は増えますね。
YouTubeの動画編集なら、有料のBGMと有料のフォントくらいで十分です。
3、通信速度が遅いとつらい
動画データは重いものですと、20GB(ギガバイト)とかあったりします。
ダウンロードとアップロードで1日かかるなんて時もあります( 一一)
※作業しながらの場合。
マスター(完成した動画データ)だけの納品ならいいのですが、クライアントによってはプロジェクトファイル(編集データ+素材データ)も合わせて納品ということもあるので、通信速度は速いほどいいですね。
ちなみに、私の通信環境ではこんな感じです。
これでも遅く感じています。
私が副業で動画編集をすすめない理由が、このデータのやり取りなんです。
納期が3日でもダウンロードで1日、アップロードで半日かかると編集に関われる時間は数時間しかなかったりします。
クライアントからすれば、仕事の受注者が本業か副業かなんて関係ありません。
作業しなくちゃいけないその数時間にちょうど身を空けられるなら止めはしませんが・・・(´ー`)
そういう時に限って本業が残業になったりするんですよね・・・寝ずに責任を果たしましょう。
4、データの管理がめんどう
膨大なデータを管理することになります。
管理方法もしっかり決めておかないと、あとで大変なことになりますよ(>_<)
まとめ
・動画編集のメリット。
- ほとんどオンラインで完結。
- 未経験からでも始められる入り口の広さ。
- ロマンを感じる。
- 動画編集の仕事はまだまだ増えそう。
・動画編集のデメリット。
- それなりにハイスペックなパソコンが必要。
- 有料の編集ソフトが必要。
- 通信速度が遅いとつらい。
- データの管理がめんどう。
動画編集者としての歩み方
- 必要なスキルの習得。
- クラウドソーシングサービスで実績を積む。
- 実績をもとに営業活動。
- クライアントさんと信用を深めていく。
- 日々勉強をする。
「動画編集はオワコン」、「動画編集者は飽和してる」なんて話を耳にします。
動画編集に限ったことではありませんね。
考えなくてはならないことは、「稼いでいるひと」と「稼げないひと」がいるという事実。
これはどの業界も変わりません。
私のような凡人には、この「需要が増えていく環境」が大切です。
ゼロサムゲームでは一部の超優秀な人材でしか勝てませんからね。
ここまで読んで、動画編集に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ。
動画編集者になりたいひと向けの参考記事です。
【レビュー】Movie Hacks受講した感想2020年3月
↓最初の実績作りならここ↓
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スキルという資産を築いていきましょう(^_^)/