自分でビジネスを始めたい。でも、仕事ってとれるのかな?
仕事を長期的に受注し続けることってできるのかな?
需要を把握し、供給できれば、あとは人対人の問題です。
この記事は、上記のような不安を抱えている方や、うまく仕事が受注できない方に向けた記事となります。
多くの方は成功者の例を見て、「自分も!」と意気込んでいるのではないでしょうか?
すばらしいことです。
実際に、クライアントやコミュニティでの横の繋がりが増えてくると感じるのですが、意外と基礎ができていない方が多い。
この基礎ができているだけで上位20%に入るのでは?と思うほどです。
私自身、動画編集フリーランスとしての活動のなかで、見えてきた部分を解説していきます。
継続的に仕事を受注し続ける方と、初回の受注はできてもクライアントと継続的なお付き合いになれない方の「差」はどこにあるのか、ダメな例をまとめてみます。
もしあなたが下記に思い当たるふしがあれば、気にしてみると今後のビジネス活動にかなり参考になるはずです。
では早速、いきましょう。
目次
①相手の要望を理解していない
基本中の基本ですね。
需要に供給する。
例えば、
- ジーンズが欲しい人に、ジーンズを売る。
- プリンが食べたい人に、プリンを売る。
一見、当たり前のように思えますが、ジーンズが欲しい方にTシャツを売ろうとしたり、プリンが食べたい方にヨーグルトを売ろうとしている方がたまにいます。
動画編集で言うと、クールな雰囲気の動画にしてほしいという要望に、
ポップなフォントを使用する。
派手なエフェクトを入れる。
とかですかね。
「自分はこんなこともできますよ!」とアピールしたい気持ちはわかりますが、需要にそぐわないモノを供給しても、クライアントからは価値を感じませんよね。
価値を感じないということは、そこにお金は支払われないわけです。
いらないものを、お金を出して買う人はいませんよね。
相手が求めているモノとは何か?
自身が提供できるモノとは何か?
しっかり見極めなければ仕事を受注することはできません。
クライアントが求めているモノをしっかりキャッチしていると、営業をかけた時もとんとん拍子で話が運ぶこともあります。
②コミットメントが低い
コミットメントとは
コミットメント(commitment)は英語からきており、「かかわりあうこと」、「ゆだねること」「委託」「委任」、また「言質を与えること」「公約」「誓約」「約束」などを意味します。つまり、責任をもって関わること、責任をもって関わることを明言すること、責任を伴う約束をさします。また、金融分野では特に、有価証券の売買や売買契約をさします。引用元
「コミットメントが低い」というのは簡単にいうと、信用されていない。
ということです。
例えば、
- 言われたことしかやらない。
- 提案が弱い(数字がない、根拠がない、など)
あなたに仕事を任せるメリットがなければ、クライアントは金額で判断します。
金額の安さで勝負となると、個人では辛いことが多いです。
※消耗戦になってしまう。
言われたことをこなすのも信頼構築には大切ですが、プラスαを提示できないと長いお付き合いにはなりにくいです。
なので自分の付加価値をまとめておくといいですね。
ではなく、
このくらい自信を持って提案できるといいですね。
③連絡をしない
連絡というと、単に「営業的な連絡」と考えている方も多いですが、それは最低限必要な連絡でしかありません。
動画編集でいうと例えば、
- データの受け取り(確認)しました。
- データを○○にアップ(納品)しました。
- 修正内容を確認しました。
- 再度、納品しました。
上記で足りる場合も、もちろんありますが、
納期設定に余裕があったり、クライアントから緊急の要件を頼まれることもあります。
※納期に余裕があるからといって、間に合えばいいというわけではありません。早めの納品を心がけることで生まれる信頼もありますよ。
連絡の細かさは、クライアントによる部分もありますが、進歩状況の報告はできない方が多いです。
途中経過も含めてできるだけ簡素に報告をしましょう。
クライアントに安心を与えることが目的です。
進歩状況の報告と言っても
- メール
- チャットツール
- タスク共有ツール
- Googleスプレットシートをお互いで共有+記入報告
- 緊急の場合は電話
と、クライアントによって方法は様々です。
使うアプリや方法に関しては、クライアントに合わせるのがベター。
業務遂行のためにも、信頼構築のためにも、報連相は確実にやりましょう。
「話が通じる人」と思われるだけでも、だいぶ違います。
④納期を守らない
言わずもがなかもですが、フリーランスの中には一定数こういう方がいるそうです。
こういったことから、「フリーランスとは仕事しない」という企業もあるそうな。
納期が遅れるならまだしも、そのまま音信不通になる方もいるとか・・・信じられませんよね。
とはいえ、物理的な問題が起きてしまえば、間に合わないこともあるでしょう。
例えば、
- 渋滞や天災による交通機関のマヒ。
- 停電。
- 自然災害。
- ケガや病気。
上記のように、やむを得ない場合もあるかと思います。
こんな時のためにも、普段からクライアントとコミュニケーションを取り、問題が発生しても信頼関係が崩れないようにしておくできですね。
もし、問題が起きてしまったら?
起きてしまった過去は変えられません。
できる限りクライアントに迷惑はかけないように、
- 遅れることがわかった時点で、早めに連絡をする。
- その後の日程を考える、相談する。
相手あっての仕事ということを念頭に入れておきましょう。
逆に、トラブル時の対応で信頼が上がることもありますので、落ち着いて対処しましょう。
もちろん、二度と同じ問題が起きないように対策も練っておきましょうね。
⑤ブログやSNSでの発信内容がネガティブ
現代は、誰もが発信媒体を持っていてもおかしくない時代ですよね。
一個人が、企業ホームページを見て就職活動をするように、クライアントも一個人の発信をチェックしています。
ブログやSNSはビジネスです。
重要なことは、仕事をする上で「信頼に足る人物かどうか」です。
つまり、人間性ですね。
あなたの趣味・趣向ではないところがポイントかなと。
例えば、
- サーフィンが嫌いな人とは仕事しない。
- 登山に理解がない人とは仕事しない。
なんて人いませんよね。そこはご安心を。
※逆に違いを受け入れられない方とは縁を切るべきです。
参考に、発信活動でやってはいけない例をまとめておきます。
- 愚痴や悪口の投稿。
- 政治の話。
- ネガティブな発言。
- 徹夜アピール。
※徹夜アピールは「仕事ができない人」と見られますので、やめておきましょう。スケジューリングは仕事の第一歩!
また、SNS関係で人と会うこともあるでしょう。
そういったオフラインの場でも、見られている意識は持っておきましょう。
まとめ
ここまで、「仕事がなくなるフリーランス5選」という話をしました。
まとめると、
- 相手の要望を理解していない。
- コミットメントが低い。
- 連絡をしない。
- 納期を守らない。
- ブログやSNSの発信内容がネガティブ。
です。
どれも、信用の話ですね。
信用を積み重ねていくのは時間がかかることです。
ですが、信用が崩れるのは一瞬。
信頼関係を築くということは、友達のように仲良くなるということではありません。
仕事のパートナーになるということです。
悩んだ時は、「自分ならどんな人を信用するのか」を考えて行動してみましょう。
合わない人と取引をしても、長い目で見ると不幸だったりします。
しっかりと自分の軸を持って行動したいですね。
結果的には、信用が高まりますよ。
それこそ、考えずに反射で動けるレベルになれたら、チャンスを見逃すこともないでしょう。
本記事は、動画編集フリーランスとしての学びを書いた記事ですが、動画編集に限らず、フリーランスとして活動していきたい方にとって参考になるのではないでしょうか。
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動画編集が気なっている方には、下記の記事が参考になるかと。
【超初心者向け】動画編集ってどんな仕事?動画編集フリーランスが語る。
でわっ(^^)/