最近増えているフリーランスや、個人事業主なら知っておきたい損害賠償保険のお話です。
できればこういった保険は使わずに済むというのが理想ではありますが、人間だれしも完璧な人などおりません。
確率こそ低いものの、病気や事故のように、防げない場合もあるでしょう。
そんな緊急時にも慌てずに、安心して事業をこなしていきたいですよね。
こんな方におすすめ
- 現在、個人で事業をしている。
- 起業したいと思っている。
- 副業を始めるつもり。
- クライアントワークを安心してこなしたい。
目次
結論 FREENANCEに加入する
無料登録でなんと5000万円の賠償保険に加入できるので、これほど安心感のある保険はないと思います。
詳しくはFREENANCEのホームページを参照して頂きたいのですが、動画編集者にとっても非常に有効で、編集チームに加入する条件の一つに、FREENANCEの加入を義務づけているディレクターさんもいらっしゃいます。
義務づけるといっても、無料なので全くデメリットのない保険となっております。
GMOが運営してるというのも安心ポイントです。
無料で保険に加入できるなんて言い時代になったものですね。
FREENANCE加入で、できること
FREENANCEがどのようなサービスを提供しているかまとめておきます。
① 基本のサポート 安心保障
あんしん補償は、お仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故の補償(最高5,000万円)だけでなく、情報漏えいや著作権侵害、偶然の事故による納期遅延などを原因とするフリーランス特有の事故の補償を行います。
会社員なら会社の保険が守ってくれるかもしれません。
あなたのことは、フリーナンスあんしん補償が守ります。
具体例
・ドローン撮影中に操作ミスをしてしまい、撮影チームのメンバーにケガをさせてしまった。 →最高5000万円の補償。
・撮影用に借りていたオブジェを、壊してしまった。 →最高500万円の補償。
動画編集者には特に下記がチェックポイント!(最高500万円)
・情報漏えい
パソコンにウイルスに感染してしまい、企業の情報が漏えいし、クライアントに損失が発生した。
・著作権侵害
納品した成果物が、第三者の盗用にあたるとされ、損害賠償請求を受けた。
・納期遅延
納期に間に合わず、クライアントから損害賠償請求を受けた。
これだけの補償が無料で受けられるななんて素敵すぎますよね。どれも動画編集者なら起こりうるトラブルをまとめておきました。
② 請求書の買い取り 即日払い
FREENANCEには請求書の買い取りというシステムがあります。
本来、クライアントと契約する際、請求書の締め日や振り込み日をあらかじめ約束しておくのですが、フリーランスとして活動していると、クライアントによって振込み日がバラバラで、一時的に金欠な状況があり得ます。
そのような状況の時に有効な手段で、手数料(3%~)を支払うことにより、請求書を買い取ってもらえるシステムとなっております。
このシステムがあるおかげで、無料で損害賠償保険が付帯するということですね。
しかも即日払いを使っても、クライアントには知られることはないので、クライアントとのコミュニケーションの妨げにはなりません。
非常に助かりますね。
※ 手数料は3%~10%となっており、FREENANCE内での自身の信頼(与信スコア)によって変動します。
補償と即日払いの条件
両サービスを利用するには条件があります。
FREENANCE振り込み専用口座の開設
FREENANCEを利用する条件として、FREENANCEで提供している無料の振り込み口座を開設する必要があります。
本来であれば、クライアントから自身の事業用口座に振込みしてもらうのですが、一度その振り込み口座を介して、自身の口座に振込みしてもらうという形になります。
口座開設のメリット
①好きな講座名義が選べる。
自身の名前や企業名、屋号やペンネームなどをつけることができます。
②利用料、振込み手数料が無料。
口座の利用料は無料で、週に一回は振込み手数料をFREENANCEが負担してくれます。
③使うほど、与信スコアが上がっていく。
入金回数や、入金額によって信頼が上がります。
与信スコアが上がるにつれ、即日払いの限度額が上がり、手数料も低くなります。
④クライアントも安心
FREENANCEの利用には審査があり、SPネットワーク社の提供する複数の反社データベースの情報を参照し、金融庁の定めた本人確認手続き後に登録できるようになります。
なので利用者とクライアント双方にメリットがありますね。
なぜ損害賠償保険が必要なのか?
もちろんトラブルを起こしたい人はいませんよね。
ですが、クライアントと揉めてしまうと、今まで積み上げてきた信頼関係が崩れてしまいます。
どんな時に損害賠償請求される?
動画編集では、
- 納期に遅れてしまった
- 著作権を侵害してしまった。
- 重大な過失があり、クライアントに被害届を出されてしまった。
- 素材の規約を見過ごしてしまい、クライアントに実損を出してしまった。
などですかね。
素材の規約のように、注意していれば防げるトラブルもありますので、しめるとこはしっかりしめていきたいですね。
ちなみに、実損がなければいいんでしょ?なんて甘い考えは捨ててください。
頭を下げるだけでは済まないことだってあるんです・・・。(*_*;
リスクは常に隣り合わせ
病気や事故など、自身では防ぎきれないこともありますよね。
そうゆう時の為にも、動画編集者同士で繋がりを作っておき、仲間の緊急時に対応できる状況を作っておくことも、もちろん大切なことです。
この場合は納期の問題なので最悪、赤字であっても外注にだして納期と質は守る。
つまりクライアントとの信頼構築はそれだけ大変なことなんです。
ウイルス対策ソフトも完璧ではない
ウィルス感染による情報漏えいは、もちろん意図的にやるわけではないのですが、責任は自分自身にあります。
もし数百万円の損害賠償請求をされた場合あなたは支払うことができるでしょうか?
おそらく、ほとんどのフリーランスは支払えないと思います。
私はこのような場合を「逆宝くじ」とよんでいるんですが、リスクを取るというのは、そうゆうことです。
当たると怖い逆宝くじがなくなれば、すごく安心して業務をこなせますよね。
精神状態は大切
業務の質だけでなく、健康にも関わってくるので、いかにプレッシャーを下げられるかは大事なポイントです。
それを無料の保険でまかなえるなら、こんなにいいことはありませんよね。
余談 : ビジネスをしていくということは挑戦し続けるということ
一見、成功者に見えるあのひとも、挑戦することは怖いことです。
慣れているとしてもドキドキしてるもんです。
その精神的な障壁を下げていく工夫も時には大事です。
まとめ
FREENANCEは下記のような方におすすめ。
- 自分でビジネスをしている
- フリーランスを目指している
- 現在、保険に加入していない
- 保険にコストをかけたくない
- 損害賠償保障がほしい
無料で加入できてデメリットがないなら加入しない手はありませんね!